7月所感

Step over the dead
Remember what you said, you know, the part about
Life is just a waking dream
Well, I know what you mean
But that ain't how it seems right here, right now
How can this be real?
I can barely feel anymore
(死者たちを跨いで
おまえが言ったのは何だったかは覚えてるか。「あのさ、人生なんてのは
所詮は目が覚めてるときに見てる夢に関するパーツでしかないってのはおまえも分かってるだろ」ってさ。
ああ、俺は分かってるよ、おまえが言った意味はさ。
だけど、まさにここ、今、この瞬間にさ、そんなふうに思えるもんかよ。
どうしてこんなのが現実になることができるってんだ?
俺はもうこれ以上はどうにかこうにかでも感じ取るなんてこと、できやしないよ。)
(Nine Inch Nails『The Good Soldier』より一部抜粋、拙訳)

 

 というわけで、7月。なんかどんどんガッデムにホットになっていくうちにケツまでやってきました。7月になりたての頃は、まだまだ過ごしやすいくらいでいってくれるかなあと思っていたのが、半ば頃には汗ダラダラです。
 
 寝て見るところの夢の話になってしまうけれども、7月に見たものの中に、「学校の遠足のときみたいにみんながぞろぞろと連れ立って何やら楽しげに駅の改札を通り抜けて行くのに、私はみんながどこに行くのかも分からず、切符も持っておらず、交通系ICカードの類も持っていないから取りあえず改札を通って付いて行くわけにもいかず、戸惑いながらみんなに行き先を訊ねて回るもみんなは笑ったまま答えずに改札の向こうに行ってしまうばかりで途方に暮れたまま一人取り残されてしまう」というものがありました。なんだか自分の人生の心象風景をそのまま夢に落とし込んだような内容で悲しかったです。それだけである。
起きて1秒で、取りあえず適当に切符を買って改札を潜ってしまえばこっちのものではないかということに気が付いたのだけれども(※乗り越し精算前提)、夢の中って常識的な発想が妙にできなくなっていたりしますよねえ。ここはあくまで「楽しそうにどこかへ出掛けるみんなのその中に居場所がない」というのが私にとって重要なんだろうなあというのは分かりますが。さて現実で似たような場面に遭遇したところで、「みんながそうしているから私もその波に乗る」ということなんかせんやろとも冷静に思うところではあるんですが、やっぱりあくまで心象風景なんで……。
それはさておき、交通系ICカードくらいはやはり持っておくべきなのだろうか……と覚醒した直後の頭でしみじみと考えていました。乗る機会がそんなにないからって紙の切符を買い、バスでは現金払いを貫いているロートル南瓜であります。
 
 今月の所感はやけに長くなるぜ。👇👇👇
 

所感(7月に映画月間を開催していました)

1年に何度か不定期に設けている映画月間を開催していた。1カ月間だけサブスクに加入して、その間にやたらと映画などの映像作品を観まくるということをする期間である。今回、厳密には6月末から1カ月間に亘って開催していた。今回は大体40本程度観ていた。この期間、観るのも大変だけれども、レビュー書くのも大変なのだよな。勝手にやってることなんですが。
 
今回の映画月間で特に面白かったものを挙げておく:
 
2度目のはなればなれ(★4)

to-the-kind-reader.hatenablog.jp

 

システム・クラッシャー/システム・クラッシャー 家に帰りたい(★3)

to-the-kind-reader.hatenablog.jp

 

エディントンへようこそ(★3)

to-the-kind-reader.hatenablog.jp

 

今回は殆ど★自体は低めだけれども、でも、観てみるといいかもみたいな作品は多かったように思う。『おんどりの鳴くころに』とか『サブスタンス』にしてもそうである。

 

今年は例年より映画を観れていないのでどうなることやら(そもそも自分の生活回りなどもだいぶどん詰まっているので虚無なのです)。

【ドラマ】ベイト

【ドラマ】ベイト(全6話、放送期間:2026/03/25(※Amazonビデオにて一挙配信))
 
 
 俳優のリズ・アーメッド氏が企画し、主役を演じたイギリス発のオリジナルドラマ。売れないパキスタン系イギリス人俳優がジェームズ・ボンド役のオーディションを受けているところから物語は始まり、そして再びその最オーディションを受けている最中に物語は終わる。パキスタン系でイスラム教徒として暮らす出自を背景にして彼が自己存在の不安に陥る様子を描くものとなっている。言うまでもなく、イギリスとパレスチナの問題、移民問題、インドとパレスチナの問題等々の歴史背景に関する知識を持った上で観たほうがいいドラマである。
 前半においてはアイロニー強めのコメディータッチの具合もちょうどよくてかなり楽しんで観れていたものの、終盤に近付くにつけてただただ主人公がやたらと病んでいてストレス負荷の強い作品になっていく。彼の出自からくる不安や不和が周囲とうまく折り合わないし、世間はだいぶドライだし好き勝手言ってくるしというところの描写にしても前半はその深刻さ込みで素直に楽しめたのだけれども、やはり後半になるにつれて観ていてただ単純にしんどいスリラー展開なところに拍車がかかっていく。主人公個人の問題と異常性にどんどん展開が先鋭化していくので、いたたまれないというか、何というか。
終盤にかけて、主人公は自らに科された呪いといわんばかりに自分のルーツに囚われ続け、これを精神上で排除しようと躍起になったりもする。心が病み続けた先にやっと最後のオーディションでベストなパフォーマンスを出して演じ切ってみせたりもするけれども、名乗りの場面で自分の名前を出してしまう。病的にどこまでも自己存在に囚われていてどうしようもない、心が病んでいる男の物語になっていた。
 前半は面白かったのだけれども、後半になるにつれてなんか近年よく観るような陳腐さに走って行ってしまった感じ。

【映画】金の糸【☆2】

タイトル
金の糸
原題
Okros dzapi/The Golden Thread
制作年
2019
制作国
ジョージア、フランス
監督
ラナ・ゴゴベリーゼ
脚本
同上
原作
なし

データベース
Filmarks | allcinema | IMDb

補足

  • 本レビューの下書き用雑記メモは『Filmarks』に記録している。(該当ページ
    本文は上記のメモをきちんとした形に書き直したものになる。とりたてて整えるところがなければほぼそのままのものをこちらにも書いている。
  • 作品の商品画像部分および楽天ブックスへのリンクのみアフィリエイトリンクになっています。どちらも楽天ブックスのアフィリエイトです。
  • 視聴日:2026/07/24
  • 評価:☆2
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【ドキュメンタリー映画】94歳のゲイ【☆2】

タイトル
94歳のゲイ
原題
---
制作年
2024
制作国
日本
監督
吉川元基
脚本
---
原作
なし

データベース
Filmarks | allcinema | IMDb

補足

  • 本レビューの下書き用雑記メモは『Filmarks』に記録している。(該当ページ
    本文は上記のメモをきちんとした形に書き直したものになる。とりたてて整えるところがなければほぼそのままのものをこちらにも書いている。
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  • 視聴日:2026/07/24
  • 評価:☆2
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